平野美宇選手の妹が発達障害とは本当なのか?平野選手には二人の妹がいます。そのうちの三女が発達障害だと母・真理子さんが女性向け週間雑誌 『女性自身』で明かしたそうです。また、美宇選手の妹のインタビューはどんな感じだったのでしょうか。女性自身で明かされた発達障害と言われる妹は一体どんな方なのか?女子ワールドカップ・アメリカ大会で日本人初優勝をした実力者である平野選手の妹を中心に書いていこうと思います。
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平野美宇の妹は発達障害者?発達障害とは何か?
美宇選手の妹の事に触れる前に、まずは発達障害とは一体どのような病気なのか?ここでは子どもの発達障害について詳しく書いてきたと思います。
発達障害は以下のように大きく3つに分けられます。
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)・ADHD(注意欠如多動性障害)・LD(学習障害)となりいずれも脳機能に関するものです。発達障害は個人差があり、一概にASDとは言えずASDの傾向が強い発達障害者と捉えたほうが良いです。
症状は、得意なこと不得意なことの差が健常者と比べると非常に大きかったり、他の多くの人と比べて違った物事の感じ方や考え方をしたりすることが多くあります。そのため、勉強や仕事の理解や進め方、注意の集中や持続の偏り、対人関係でのすれ違いなど、生活に支障をきたしやすいです。
発達障害は先天性の脳機能障害と言われています。また現段階では治療法はないですが、障害の特性を見にくくする薬が開発されています。また、適切な療育・訓練で症状を改善し社会適応能力を伸ばすことが可能です。
平野美宇の妹は発達障害?母が女性自身で語る&本の内容は
引用:http://he-news.com/
さて、本題の平野美宇さんの妹は本当に発達障害なのか?それとも世間が生んだデマなのか?平野選手の母・真理子さんが6月30日発刊の女性向け週間雑誌『女性自身』で、三女である亜子さんが発達障害だと告白をしました。本当だったようですね。
亜子さんの発達障害については、母・平野真理子さん著作の本『夢を育て自立を促す子育て日記 美宇は、みう。』(健康ジャーナル社)という本で触れられています。
真理子さんが語る亜子さんの特性は・・・
- 対人関係が希薄で思ったことをそのまま素直に行動に移してしまう。
- 幼児期は「先生のお話を聞きましょう」と言われても、嫌なのですぐに向こうに行ってダラーっとしてしまう。
→無理に引き戻しても逆効果なので、ゆっくり諭すように話して、時間をかけてやらせました。 - 大体ひとりでできるようになるも、頬にケチャップがついていても平気とか、母親からみて気になるところはあります。
ということでした。
真理子さんは
”三女の亜子が発達障害とともに生まれたことを初めて書きました。
私は美宇という日本一の卓球女子を育てた母親と言われますが、同時に障がい者の娘を育てた母親です。どちらも同じ子育てなんです。そのことを伝えたいと思いました。”
と、女性自身のインタビューで語り本には、
教員生活、子育て、卓球スクールの指導を通して深めていった
障害のある子どもたちと社会をつなげる架け橋に。という自身の夢も綴っているそうです。
平野美宇の妹の卓球の実力!
引用:http://nehohaho.com/
平野美宇選手の妹・亜子さんは姉同様、卓球のセンスはピカイチです。6歳から卓球を始めた亜子さんは、大人でも扱いが難しいと言われている”粒高”という表裏に細かく長い粒が付いているラケットで特訓を重ね、今は魔球を繰り出せるまでに成長しました。
さらに、打つタイミングにも他の人とは違うそうで、相手の打球が弾んだ直後にボールを捉えることによってほかの人よりもボールを早く打ち返すことで、独特のリズムを作りだし、相手を翻弄します。亜子さんは、独特の技術を駆使し2016年8月に上海で開かれた、国際大会に日本代表選手の一人として出場しました。見事中国人選手に、勝利したそうです。
さらに10月に行われた関東大会では、団体戦で出場し、決勝リーグの初戦で亜子さんが苦手とする”回転の少ないボール”で苦戦したもののコーチである母からのアドバイスで、戦略を変え見事勝利しました。団体としては、敗退してしまったものの個人の成長に大きく繋がったようです。
姉・美宇さんに劣らない技術で、着々と卓球選手として実績を積んできています。このまま大きく成長をして、いつか美宇さんを上回るほどの選手に成長した姿が見れるかもしれないですね!
平野美宇が妹の世話?
女性自身によると、真理子さんが美宇選手の遠征に付き添って家を空けるのが寂しく、6歳で「亜子も卓球やりたい」と言い出したのがキッカケでやりだしたそうです。姉の美宇さんが実家に戻ったときは、卓球で亜子さんの相手をするそうで、美宇さんから「こうゆう風に返すんだよ」「ショートバウンドで打ち返したら相手に勝てるよ」などアドバイスをもらうと『美宇ちゃんが教えてくれたよ!』と大はしゃぎし、ひたむきに一生懸命に練習をするそうです。
女性自身には、これだけしか美宇さんのお姉さん姿は書かれていませんが、多忙な生活の合間に姉を目指して頑張っている亜子さんに卓球では経験から得た様々なアドバイスをし、それ以外では、良き姉として普段から沢山のコミュニケーションをとっているのかもしれないですね。
卓球に勉強に妹たちのお世話といい、すごいですね。昔から、厳しく育てられたという事もあり、美宇さんは年齢よりしっかりとした印象を覚えます。
平野美宇と妹のプロフィール
ここで遅くなりましたが、平野美宇選手と妹の亜子さんのプロフィールです。
姉・平野美宇(ひらの みう)
2000年4月14日生まれ 現在17歳
3歳で卓球をはじめ、母が指導する「平野英才教育研究センター 卓球研究部」や小学5年生まで過ごした祖父の自宅にも卓球台を置き腕を磨きました。2004年4月旧田富町ラージボール卓球大会で大会デビュー。7月に全日本卓球選手権大会バンビの部史上最年少出場。2005年10月号卓球王国の表紙を飾るなど、かつての福原愛のように、幼い頃から卓球が上手く、負けそうになると泣いて悔しがったので、マスコミから「第2の愛ちゃん」と呼ばれ一躍有名になりました。
女子ダブルスでは”みうみま(平野美宇選手&伊藤美誠選手)”で世界で活躍し、2013年1月全日本選手権で大会最年少勝利。2月ITTFワールドツアーカタールオープンで史上最年少で表彰台を果たすなどの成績を残しました。
また、シングルスでも次々と最年少記録を叩き出し2016年6月には、第54回世界卓球選手権個人戦で48年ぶりの日本人メダル獲得を成し遂げました。
妹・平野 亜子(ひらの あこ)
現在中学1年生
6歳で卓球を始め、姉・美宇に負けない位の実力者です。大人でも扱いが難しいとされる、ラケットを使用し独自の返球リズムで”魔球”と呼ばれる不規則変化球を得意としていて、小学生にして、すでに国際大会にも団体戦の日本代表選手として出場しています。
関東大会にも出場・好成績を残すなど両親も驚きの卓球の頭角を見せています。
平野美宇妹のインタビュー内容・動画は?
平野美宇選手のテレビ東京スポーツのインタビューから内容を少し抜粋しました。
・この一年間を振り返ってみてどうでしたか?
→すごく成長した一年だったが、大変なことも多かった一年でした。リオの選考で落ちてしまった美宇選手は、サポートメンバーとしてリオに行きました。
その時は裏方の仕事をしたのだが初めてだった為、出来ないことも多く大変な思いをしたそうです。
また今まで守りの卓球スタイルだった美宇選手。
この一年で、リオの選考落ち・コーチの変更などをキッカケに東京五輪でのメダルに近づくために、攻めのスタイルに変えたそうです・リオにサポートメンバーとしてどうでしたか?
→サポートメンバーということに深く考えていなかったです。
試合に出れなかったのは悔しかったですが勉強になりました。行ってなかったら、色々(上記)と、気づけなかったと思います。技術だけでなく、心も強い選手ですね。
悔しいだけで終わらずに、試合に出れなかったことからしっかり自分を見つめ直せたと言うのがしっかり伝わってきます。リオ後は、ワールドカップと全日本選手権で史上最年少優勝を果たした美宇選手。
インタビューでは、自分への注目度が変わったと話しています。・世界選手権のダブルスは石川選手とのペアですが強みありますか?
→攻撃のバランスがいいと思います。まだ組んだばかりのため、しっかり戦術を組んだらもっと強くなれると思います。
強いシングル同士で組んだからといって、必ずしも強いペアになるとは限らないため、しっかり協力をしていったら勝てると思います。自分たちの強さだけに頼らず、ペアである二人の力をしっかり分析していますね!
高校生とは思えない分析力の高さと卓球に対する熱い思いがとても伝わってきます。・これからどんな選手になりたいですか?
→中国選手と競り合える選手、常にトップクラスの選手でありたいです。
2020年の五輪の金メダルに近づく為には今回必ずメダルを得るべきだと思います。
はやり卓球の強豪国・中国には人並みならない思い入れがありますね。
ぜひ2020年の東京五輪では優勝してもらいたいです。
第二の愛ちゃん・平野美宇選手には今後も目が離せません。
平野美宇の妹は発達障害?女性自身とインタビュー内容は?まとめ
今回は、平野美宇選手の妹・亜子さんのことを中心に書いてきました。母・真理子さん著作の本『美宇は、みう。』や『女性自身』で書かれている通り、亜子さんは発達障害なのは間違いないようです。
ですが、亜子さんは発達障害だとしても美宇さんに負けない実績を持つ、とても優秀な卓球選手だと思いますし、なぜ発達障害のことがこんなにも注目を浴びてしまったのかは不思議です。
少し前に注目を浴びた選手の妹だからでしょうか?亜子さんは難しいラケットを使いこなし、大会でもアドバイスを忠実に守り勝利を手にするなど、美宇選手に負けないくらい卓球に熱があるような気がします。亜子さんについては、”美宇選手の発達障害の妹”ではなく”姉を追い越すかもしれない将来有望選手”として、今よりもっと注目されたらいいなと思っています。
また、調べて分かったこととしては、発達障害について間違った知識を持っている方も少なくないようです。亜子さんのことがキッカケで発達障害とはどのような障害なのか、知り直すいい機会にもなってほしいです。
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